Sentinel node navigation surgery
食道癌におけるsentinel node navigation surgery
松下 大輔
1
,
上之園 芳一
,
柳田 茂寛
,
有上 貴明
,
内門 泰斗
,
奥村 浩
,
石神 純也
,
夏越 祥次
1鹿児島大学 消化器・乳腺甲状腺外科学
キーワード:
放射性トレーサー
,
リンパ行性転移
,
食道腫瘍
,
放射性核種イメージング
,
センチネルリンパ節ナビゲーション手術
Keyword:
Esophageal Neoplasms
,
Lymphatic Metastasis
,
Radioactive Tracers
,
Radionuclide Imaging
pp.377-382
発行日 2014年4月1日
Published Date 2014/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014127368
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
食道癌は予後不良の疾患の一つであり,集学的治療が行われている.早期食道癌に対する根治的治療としては,これまで食道亜全摘+3領域リンパ節郭清が推奨されてきた.近年,外科手術の低侵襲化の取り組みが盛んに行われており,その一手法としてsentinel node navigation surgery(SNNS)が乳癌,悪性黒色腫をはじめ臨床応用がなされている.本稿では食道癌のSNNSについて,自験例のSN mappingの結果と最近の知見をもとに,現時点の問題点や今後の展望について概説する.
©Nankodo Co., Ltd., 2014