手術助手にはこうしてほしい
消化管領域 低位前方切除術
番場 嘉子
1
,
板橋 道朗
,
小川 真平
,
廣澤 知一郎
,
橋本 拓造
,
亀岡 信悟
1東京女子医科大学 第二外科
キーワード:
開腹術
,
直腸腫瘍
,
リンパ節郭清
,
外科的ステープリング
,
手術時体位
,
砕石位
,
低位前方切除
Keyword:
Laparotomy
,
Lymph Node Excision
,
Rectal Neoplasms
,
Surgical Stapling
pp.51-54
発行日 2012年1月1日
Published Date 2012/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012100124
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助手の役割は術野の展開と手術操作のサポートである。術野の展開は定型化した手術操作をもとに術野に平面的、立体的に緊張をかけるなどの協調操作で作り出される。手術操作の補助も大きな役割の一つであるが、術野のみならず手術全体をみることが大切である。低位前方切除術においては外科解剖に熟知しておくことが要求される。さらに狭い骨盤底における視野展開のコツを覚え、手術機器に慣れ親しみ、手術に臨むことが重要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012