神経内分泌腫瘍(NET)のすべて
治療 消化管神経内分泌腫瘍(GI-NET)の局在診断と手術療法
河本 泉
1
,
粟根 雅章
,
滝 吉郎
,
土井 隆一郎
,
今村 正之
1関西電力病院 外科
キーワード:
胃切除
,
結腸切除
,
消化器腫瘍
,
膵頭十二指腸切除
,
虫垂切除
,
消化器系内視鏡法
,
免疫組織化学
,
神経内分泌腫瘍
,
診療ガイドライン
,
超音波内視鏡検査
,
内視鏡的粘膜切除術
,
TNM分類
,
低位前方切除
,
WHO分類
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Appendectomy
,
Colectomy
,
Digestive System Neoplasms
,
Gastrectomy
,
Immunohistochemistry
,
Neoplasm Staging
,
Endoscopy, Digestive System
,
Pancreaticoduodenectomy
,
Practice Guidelines as Topic
,
Neuroendocrine Tumors
,
Endosonography
pp.831-837
発行日 2011年8月1日
Published Date 2011/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011299306
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消化管神経内分泌腫瘍(GI-NET)は比較的まれな疾患であり、治療方針で迷うことが多い。原発巣の局在部位によって臨床的・病理学的特徴は多岐にわたっている。欧米からはいくつかの診療ガイドラインが示されているが、本邦でのガイドラインは現在作成段階であり、その手術適応・術式選択は既存のガイドラインを参考に行われている。代表的なGI-NETの分類および手術適応・術式選択を紹介する。本邦の実情に沿った独自の診療ガイドラインの早期作成が望まれる。
©Nankodo Co., Ltd., 2011