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治療 神経内分泌腫瘍(NET)に対する化学療法
高野 順子
1
,
高野 幸路
1東京大学 腎臓・内分泌内科
キーワード:
Etoposide
,
Streptozocin
,
消化器腫瘍
,
生存率
,
EBM
,
前向き研究
,
神経内分泌腫瘍
,
診療ガイドライン
,
後向き研究
,
Capecitabine
,
Irinotecan
,
Temozolomide
Keyword:
Capecitabine
,
Etoposide
,
Digestive System Neoplasms
,
Prospective Studies
,
Retrospective Studies
,
Streptozocin
,
Survival Rate
,
Practice Guidelines as Topic
,
Evidence-Based Medicine
,
Neuroendocrine Tumors
,
Temozolomide
,
Irinotecan
pp.851-857
発行日 2011年8月1日
Published Date 2011/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011299309
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高分化型の膵消化管系の神経内分泌腫瘍(NET)では、ほかの治療法でも進行性の症例で化学療法が検討される。膵NETではstreptozocin含有レジメンなどが確立しているが、消化管NETでは化学療法の効果は低く、その意義は確立していない。未分化型のNETは化学療法に感受性であり、肺小細胞癌に準じた治療がなされる。国内状況として、streptozocinの開発が検討されているほか、国内のNET治療ガイドラインが作成されつつある。
©Nankodo Co., Ltd., 2011