栄養管理を究める
各論 経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)
西口 幸雄
1
1大阪市総合医療セ 消化器外科
キーワード:
胃鏡法
,
胃造瘻術
,
気腹
,
出血
,
結腸疾患
,
摂食機能障害
,
Buried Bumper症候群
Keyword:
Colonic Diseases
,
Hemorrhage
,
Gastroscopy
,
Gastrostomy
,
Pneumoperitoneum
pp.714-721
発行日 2011年7月1日
Published Date 2011/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011265854
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経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy:PEG)は、経口摂取不良患者にとって安全で確実に栄養剤を投与できるルートとして急速に全世界に普及している。その効果は絶大で、患者によっては全身状態の改善がすすみ、再び経口摂取ができるようになる症例もある。上手に合併症なくPEGが造設され、うまく栄養剤が投与されてこその結果である。PEGに従事するものは適応、造設法、合併症、管理に精通する必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2011