胆嚢を究める
検査 胆嚢の体外式超音波検査
奥田 近夫
1
,
竹内 和男
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院 消化器内科
キーワード:
超音波診断
,
腺癌
,
胆嚢
,
胆嚢腫瘍
,
ポリープ
,
アーチファクト
,
胆嚢炎-急性
,
胆嚢結石症
,
胆嚢腺筋腫症
Keyword:
Adenocarcinoma
,
Gallbladder
,
Gallbladder Neoplasms
,
Polyps
,
Ultrasonography
,
Artifacts
,
Cholecystolithiasis
,
Cholecystitis, Acute
pp.479-483
発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011199016
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従来、体外式超音波検査(腹部US)は胆嚢疾患のファーストチョイスの検査として広く普及してきた。近年ではティシュハーモニック機能が装置に標準装備されることにより画質が向上し、また超音波造影剤の登場も相まって体外式超音波検査の有用性はさらに高まりつつある。本稿では胆嚢の基本走査法に加え正常像およびチェックすべき異常所見の概要を述べ、今後の胆嚢の画像診断では体外式超音波によるBモード診断が基本であることを強調した。
©Nankodo Co., Ltd., 2011