肝胆膵領域における最新の画像診断
肝・胆道外科におけるindocyanine green(ICG)蛍光ナビゲーションサージャリー
石沢 武彰
1
,
柴崎 正幸
,
万代 恭嗣
,
國土 典宏
1東京大学 肝胆膵外科
キーワード:
Indocyanine Green
,
肝切除
,
肝臓腫瘍
,
術中モニタリング
,
胆管造影
,
胆嚢腫瘍
,
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
コンピュータ支援手術
Keyword:
Cholangiography
,
Hepatectomy
,
Gallbladder Neoplasms
,
Indocyanine Green
,
Liver Neoplasms
,
Monitoring, Intraoperative
,
Cholecystectomy, Laparoscopic
,
Surgery, Computer-Assisted
pp.137-143
発行日 2011年2月1日
Published Date 2011/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011113925
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Indocyanine green(ICG)の蛍光特性と胆汁排泄性を利用することにより、ICG蛍光法を用いて術中胆道造影や肝癌の手術時診断を行うことができる。さらに、本法は肝区域染色や胆汁うっ滞領域の描出に応用することも可能である。これらの手技はいずれも非常に簡便であるため、既存の技術と併用することで肝胆道手術の正確性向上に寄与するものと期待されている。
©Nankodo Co., Ltd., 2011