外科医必読interventional radiology
Non-vascular interventional radiology ラジオ波焼灼療法におけるReal-time Virtual Sonographyの有用性 誰にでもわかりやすいエビデンスに基づいた画像診断
岩崎 隆雄
1
1東北大学 消化器内科
キーワード:
肝臓腫瘍
,
機器と資材用品
,
超音波診断
,
腹部CT
,
ラジオ波焼灼術
Keyword:
Equipment and Supplies
,
Liver Neoplasms
,
Ultrasonography
pp.864-870
発行日 2010年8月1日
Published Date 2010/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010289020
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Real-time Virtual Sonography(RVS:日立メディコ社)は、「超音波画像と同一断面のCTを同一画面上に隣り合わせにリアルタイム表示することを世界ではじめて可能にした画像診断装置」である。狙った腫瘍をほぼ同一の断層面として描出可能であり、超音波単独では認識困難な小腫瘍や、ラジオ波焼灼療法(RFA)後の残存腫瘍、再発腫瘍などが明瞭かつ客観的に描出可能なため、RFAのナビゲータとして有用である。脈管や腸管などの周囲臓器や側副血行路といったRFAに伴うリスクも、より精確に把握可能である。
©Nankodo Co., Ltd., 2010