発行日 2010年2月1日
Published Date 2010/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010107232
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75歳男。上腹部腫瘤を10年前より自覚し、弾性軟、仰臥位で用手的に腹腔内に還納できた。超音波検査では腹直筋白線部の一部欠損と同部位より腹壁外に突出するhypoechoicな腫瘤を認め、白線ヘルニアと診断した。待機手術によりBard Composix Kugel Patchを用いて修復した結果、術後疼痛は軽度で4日目に軽快退院し、5日目から職場復帰した。5ヵ月経過してヘルニア再発は認めていない。
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