消化器外科領域におけるoncologic emergency
食道癌 食道癌による狭窄、気管(支)瘻
宗田 真
1
,
加藤 広行
,
桑野 博行
1群馬大学 大学院病態総合外科学(第一外科)
キーワード:
胃造瘻術
,
気管支瘻
,
胸部X線診断
,
食道狭窄
,
食道腫瘍
,
ステント
,
消化器系内視鏡法
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
陽電子放射型断層撮影
Keyword:
Bronchial Fistula
,
Esophageal Neoplasms
,
Esophageal Stenosis
,
Gastrostomy
,
Radiography, Thoracic
,
Endoscopy, Digestive System
,
Stents
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
Positron-Emission Tomography
pp.685-691
発行日 2009年7月1日
Published Date 2009/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009246566
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進行食道癌では狭窄症状や瘻孔形成に伴う症状さらには気道閉塞症状をきたすことが多く、oncologic emergencyの高い病態といえる。Oncologic emergencyをきたす食道癌に対する明確なevidence-based medicine(EBM)は確立されていないが、全身状態が不良となっている場合も多くすみやかな治療が的確に行われ、きたるべき根治治療に備えることや治癒不能例に対する生活の質(QOL)向上をめざしたすみやかな処置が必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2009