外科医を取り巻く諸問題
外科医の現状分析と今後
兼松 隆之
1
1長崎大学 大学院移植・消化器外科
キーワード:
医師
,
外科学
,
ヘルスマンパワー
,
診療報酬
,
医事紛争
,
医療行為
,
地域差
Keyword:
Health Manpower
,
Physicians
,
General Surgery
pp.706-710
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008258159
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外科志望者の減少は世界的な傾向で、わが国も例外ではない。このままでは外科の労働環境はデフレスパイラルの様相を呈しながら、劣悪化することが危惧される。外科離れ現象に歯止めをかける手立てはあるのか。本稿では、過去24年間の外科志望者数の推移に関する全国大学・一般教育病院を対象としてアンケート調査結果をもとに現状の分析を行い、現時点でとられるべき今後の対応策について私見を申し述べる。
©Nankodo Co., Ltd., 2008