外科医を取り巻く諸問題
専門医制度 がん治療認定医制度 現状と課題
久保田 哲朗
1
1慶応義塾大学包括先進医療センター
キーワード:
医師
,
医学会
,
外科学
,
腫瘍多剤併用療法
,
消化器腫瘍
,
認定(組織・機関)
,
専門医制度
,
FOLFOX Protocol
,
がん対策基本法
Keyword:
Accreditation
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Digestive System Neoplasms
,
Physicians
,
General Surgery
,
Societies, Medical
,
Folfox Protocol
pp.749-753
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008258167
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「がん治療認定医」は、2段階の「がん治療専門医制度」における各診療科横断的な一段階目のboardであり、その上部に各診療科による専門医制度が設定される。本制度は基盤学会の認定・専門医取得後、各領域のがん専門医になるための基盤的横断的知識を獲得することを目的とする。初回のがん治療認定医セミナーおよび試験は2008年1月13,14日に施行され、約1,686名が受験し約90%が合格した。今後、各科がん専門医制度との有機的連携が期待される。
©Nankodo Co., Ltd., 2008