センチネルノードナビゲーション手術(SNNS)の進歩と展望
消化器癌 食道癌
青木 達哉
1
,
高木 融
,
逢坂 由昭
,
星野 澄人
,
篠原 玄夫
,
吉村 真奈
,
土田 明彦
1東京医科大学 第三外科
キーワード:
リンパ行性転移
,
食道腫瘍
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
センチネルリンパ節
Keyword:
Sentinel Lymph Node
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Esophageal Neoplasms
,
Lymphatic Metastasis
pp.400-404
発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008152817
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食道癌は頸部から腹部まで3領域に広範にリンパ節転移しやすく跳躍転移も多く、また手術侵襲も大きい。近年、乳癌などではセンチネルリンパ節理論を応用した縮小手術が行われている。食道癌においてセンチネルリンパ節理論はRI法でcT1N0、腫瘍径5cm以内と症例を限定すれば成立する可能性が示唆された。今後、センチネルリンパ節理論を応用した個別化治療により、食道癌治療後のQOL改善が期待される。
©Nankodo Co., Ltd., 2008