腫瘍の術前・術中診断と術式選択
胃癌の術前診断と術式選択
古河 洋
1
,
今村 博司
,
岸本 朋乃
,
山本 和義
,
宮崎 安弘
,
福永 睦
,
武元 浩新
,
大里 浩樹
1堺市立堺病院
キーワード:
医学用イラストレーション
,
胃腫瘍
,
胃切除
,
腺癌-硬性
,
術前診断
,
リンパ節郭清
,
アジュバント化学療法
,
診療ガイドライン
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Adenocarcinoma, Scirrhous
,
Gastrectomy
,
Medical Illustration
,
Lymph Node Excision
,
Stomach Neoplasms
,
Practice Guidelines as Topic
,
Chemotherapy, Adjuvant
pp.138-145
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007136143
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内視鏡などによる胃癌の診断によって治療法が分けられる。早期癌に対しては「内視鏡的粘膜切除術(EMR)/内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」が行われる(サーベイランス中)。EMR/ESDができない早期癌や進行癌に対しては、定型手術や拡大手術(D3拡大郭清の有効性はない)が行われる。一方切除不能の癌は、離断吻合などを行って経口摂取を可能にして化学療法などの治療を行う。進行癌手術後の補助化学療法では限られたグループにおいて有効性が証明され、その対象が拡大されつつある(新しい薬剤による)。
©Nankodo Co., Ltd., 2007