発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007065566
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胃及び大腸切除術を行った125例(胃切除64例、大腸切除61例)を対象に、補助的経口栄養剤(エンシュアH)(EN)投与と末梢静脈栄養単独(PN)の有用性について検討した。その結果、上腕周囲長(AC)のみ胃全摘群(22例)の内のEN投与群8例で、術後3ヵ月目の経時的変化が有意に高くなったが、その他の検査値では有意差は見られなかった。又、術後の退院までの期間と点滴日数は共にEN群の方が短く、医療費も低い傾向が見られた。
©Nankodo Co., Ltd., 2006