最新 血管疾患の診断・治療
診断 血管疾患における機能診断
遊佐 祐子
1
,
井上 芳徳
,
中島 里枝子
,
加賀山 知子
,
岩井 武尚
1東京医科歯科大学 外科・血管外科
キーワード:
血圧測定
,
血管疾患
,
脈拍
,
理学的検査
,
近赤外分光法
Keyword:
Blood Pressure Determination
,
Physical Examination
,
Pulse
,
Vascular Diseases
,
Spectroscopy, Near-Infrared
pp.1251-1258
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007028368
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末梢血管疾患においては生体の代償機構により単独の検査のみでは診断や重症度の把握が困難な場合がある。より正確な評価のためには、個々の疾患の病態および検査法を正確に理解し、適切な検査法を数種組み合せて施行することが要求される。本稿では血管疾患の診断、評価に必要な機能的診断法の特質について示すとともに、疾患ごとに必要な負荷法や疾患における検査の意義について述べた。
©Nankodo Co., Ltd., 2006