発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005187627
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肝門部胆管癌における臨床病期と予後との関係を検討した.『胆道癌取扱い規約(第5版)』に準じた解析ではpT2症例とpT3以上症例で予後の差が認められたが,pN因子と予後との相関はみられなかった.fStage II症例とfStage III以上症例の2群間での予後の差がみられたが,進行度の高い群の予後が比較的良好となっていた.臨床病期の評価,ならびによりより胆道癌取扱い規約の改正には,今後もさらなる多数症例の蓄積と遠隔成績の分析が必要と考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2005