発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005116548
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肝切除術,経皮的局所療法,肝動脈塞栓療法は肝細胞癌に対する標準的治療法として位置づけられ繁用されているが,肝細胞癌患者の予後は今なお不良であり,これらの治療のみでは限界がある.肝細胞癌の治療成績向上のためには,化学療法をはじめとする新しい治療法の発展が必要である.現在,肝細胞癌に対して確実な効果のある抗癌薬はなく,延命効果の明らかなレジメンは確立していない.治療効果の高いレジメンの開発を目指して,現在多くの臨床試験が行われている
©Nankodo Co., Ltd., 2005