発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005007513
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84歳女.下痢と腹痛を主訴とした.腹部X線およびCTで拡張した小腸および右閉鎖孔のガス像と共に右恥骨筋と右外閉鎖筋の間に3.0×2.5cmの内部に空気を伴う腫瘤像を認め,右閉鎖孔ヘルニアと診断した.回腸および大網部分切除術を施行し,閉鎖孔の修復に対して切開創部からの腹膜外アプローチによるメッシュプラグ修復術を行った.術後経過は良好で,術後31日目に退院となった
©Nankodo Co., Ltd., 2004