発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004232244
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食道癌・胃癌の診断,治療において,内視鏡の役割は大きなものとなっている.特に治療における内視鏡的粘膜切除(EMR)はその低侵襲性から,早期癌の治療には欠かせないものとなっている.技術的にも種々の新しい器具の開発がなされ,その適応は拡大傾向にある.一方で,診断に関しては正診率向上の停滞が指摘されている.微小転移に関しては皆無に等しい.EMRの適応をさらに拡大するには,微小転移を含めた転移診断の確立が望まれる.その一つとしてセンチネルリンパ節理論の確立,応用が期待される
©Nankodo Co., Ltd., 2004