発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003256659
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食道内酸逆流によって起る逆流性食道炎及び胃食道逆流症(GERD)は,その急激な増加ゆえに世界的に注目されている疾患・病態である.数多くの検討が重ねられるにしたがって,その病態の複雑さが浮き彫りにされ,診断と治療のアプローチにも多様な方法が出現してきた.又,合併症としてもBarrett食道,更には食道腺癌についての関心も高まってきたが,まだ明確な病態の解明にはいたっていない.そこで,各々疫学上,診断・病態,治療の各問題点について述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2003