発行日 2003年3月1日
Published Date 2003/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003200985
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胃十二指腸潰瘍はH2受容体阻害薬,プロトンポンプ阻害薬の登場及びヘリコバクターピロリの除菌により激減した.しかし,未だに穿孔,腹膜炎,出血を合併する症例はめずらしくない.それらの手術治療として単純閉鎖及び大網充填術が多く施行され胃機能の温存,縮小手術の傾向にある.又,保存的治療も多く行われている.今後は術後のQOL及びコンプライアンスを加味した治療法を検討していく必要がある
©Nankodo Co., Ltd., 2003