発行日 2002年7月1日
Published Date 2002/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003005147
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乳房温存療法は近年増加傾向にあるが,この治療は長期予後を十分考慮した方法であるため,乳房温存術後の放射線治療(切線照射)は慎重に行う必要があり,照射後の障害についても注意を要する.一般的には切線照射は肺野の一部のみ照射され,殆どは臨床上問題になることはない.しかし時として照射野外に出現する肺障害(BOOP様肺病変)については,非常にまれではあるが,知っておく必要がある
©Nankodo Co., Ltd., 2002