発行日 2002年6月1日
Published Date 2002/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002273246
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低悪性度或いは良性である膵管内乳頭腫瘍が発見される機会が増すに応じて,膵の縮小(局所)切除術に対するニーズが生じてきた.著者等はとくに好発する膵鉤部における術式を考案した.その手技におけるおもな注意点は十二指腸の血流保持と主膵管の損傷回避であり,基本的には腫瘍に対して必要最小限の切除で十分であることを念頭に置くことである.その具体的なポイントについて述べた
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