発行日 2002年5月1日
Published Date 2002/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002240686
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80歳男.心窩部痛を主訴とし,各種画像所見から当所壁外発育型の胃粘膜下腫瘍と診断したが,手術所見は肝外発育型肝細胞癌であった.術前に行った腫瘍の造影CT像をretrospectiveに検討したところ,造影後期相が濃染域として認められ肝細胞癌のパターンと異なっていたが,林らの報告した異所性肝細胞癌でも同様の所見が認められていることから,異所性肝の特徴的所見である可能性が示唆された
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