発行日 2001年12月1日
Published Date 2001/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002180188
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米国でアデノシンデアミナーゼ欠損症に対し初めて遺伝子治療が行われて以来10年以上が経過した.この間に実施された大腸癌のみを対象とした臨床試験は14件であるが,他の癌種同様に良好な結果は得られていない.有効な治療効果を得るための遺伝子導入技術の開発,とりわけウイルスベクターの改良が期待されている.それには基礎研究と臨床研究がお互いを補完しあって進んで行くことが必要である
©Nankodo Co., Ltd., 2001