発行日 2001年12月1日
Published Date 2001/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002177342
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最近,タフツ大学のIsner教授やコーネル大学のCrystal教授らは,米国において重症閉塞性動脈硬化症や虚血性疾患に対する血管新生療法を目的とし,VEGFによる遺伝子治療の臨床試験を開始し,良好な結果を報告し,循環器領域における遺伝子治療の臨床応用が展開されつつある.大阪大学においても,重症閉塞性動脈硬化症に対する血管新生療法を目的とし,HGFによる遺伝子治療の臨床試験を開始した.循環器領域における新たな治療法の展開である遺伝子治療について,現在の基礎研究から臨床応用を含めて述べた
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