発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002071551
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
GISTは消化管で最も高頻度に発生する間葉系の腫瘍で,従来,平滑筋細胞由来とされてきた.しかし,GISTにおけるKIT,CD34,SMembの発現,c-kit遺伝子の機能獲得性変異は,この腫瘍がCajalの介在細胞由来であることを示唆している.しかし,消化管壁外での発生や,KIT陰性を示すGIST様腫瘍も存在し,その分化・起源についてはいまだ不明な点が多い.正常組織を含むさらなる検討が必要である
©Nankodo Co., Ltd., 2001