発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002071555
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消化管間葉系腫瘍の悪性度診断は,従来Rosaiの分類により,悪性群,境界群,良性群に分類されてきた.上部消化管間葉系腫瘍42例のうちGISTと診断された20例(発生部位は食道1,胃15,十二指腸1,空腸3例)に関してABC法で免疫染色を行い,良性群と悪性群でその発現率を比較した.Rosaiの分類の良性群が11例,低悪性群を含む悪性群が9例であった.bcl-2陽性群,ki-67 labeling index高値群,Apoptotic Index低値群が悪性度が高い傾向がある事が示唆された
©Nankodo Co., Ltd., 2001