発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002013503
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癌化のメカニズムに関する研究の進歩により癌遺伝子や癌抑制遺伝子の概念が確立し,近年それを臨床応用しようとする試みがなされている.分子生物学的手法を用いた転移巣の検索は従来の組織学的検索と比較して高感度であり,これまで検出し得なかった微小転移巣の検出を可能にすると思われる.一方,膵癌は切除症例の生存率が不良な疾患の一つであり,その原因として手術時点における微小転移巣の進展が考えられている
©Nankodo Co., Ltd., 2001