発行日 2001年6月1日
Published Date 2001/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002011329
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切除不能食道癌に対するステント挿入術と食道バイパス手術をQOLの点から比較した.経口摂取改善度は,ステントの方が良好である.経口摂取持続期間はステント群が長く維持できる.在宅移行率は術後の放射線治療や化学療法等の有無により左右される.バイパス手術の合併症の問題でステントの方が移行率が高い.バイパス手術では合併症の発生率がQOLに大きく関与してくる
©Nankodo Co., Ltd., 2001