発行日 2001年3月1日
Published Date 2001/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001192103
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肝硬変症はこれまで非可逆性の進行性慢性疾患と考えられてきた.肝硬変を治療する方法としては肝移植という選択肢もあるが,肝硬変という線維化をきたした肝臓を再生するという治療法も可能性がある.著者等は内因性修復因子と考えられるHGFを用い,遺伝子導入という手法で肝硬変の治療,言い換えれば肝臓の再生を試みた.これらの研究から,HGFの肝再生に果たす役割について考察し,臨床研究へ向けた取り組みについて紹介した
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