発行日 2001年3月1日
Published Date 2001/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001192102
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ラットの肝臓から,直径13~18μmの小型の肝細胞を蛍光活性化細胞選別法を用いて分取する技術を確立した.この小型の肝細胞は,in vivoやin vitroにおいて高い増殖能を示す.一方,最近,ある種の肝障害時には,小型肝細胞様前駆細胞が出現することが報告された.分取した小型の肝細胞と,この細胞の間には何らかの関係があると思われる.この増殖性小型肝細胞は肝臓の再生医療に用いることができると考えられる
©Nankodo Co., Ltd., 2001