発行日 2001年2月1日
Published Date 2001/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001186796
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食道癌手術における予防的抗菌薬投与法について述べた.食道癌手術においても2領域郭清例の多くや非開胸食道切除など比較的侵襲の少ない症例では,術直前~術後第3病日迄のCEZ投与が標準的予防的抗菌薬投与法となりうるが,高度侵襲例においては呼吸器感染症等の術野外感染を考慮する必要がある.したがって,CEZの術中投与に引き続き,グラム陰性桿菌をターゲットにした治療的抗菌薬投与が推奨される
©Nankodo Co., Ltd., 2001