発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013186579
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ポートアクセス心臓手術12例ほか、左肺全摘術後に縦隔が高度に偏位した症例の僧帽弁置換術(MVR)1例の計13例に対し、MDCT三次元構築像の体表面投影(IOS)による手術支援を行った。その結果、ポートアクセス心臓手術の全例で、良好な視野展開下に小切開手術を完遂し、手術死亡や病院死亡、また術後合併症もみられなかった。尚、高度の縦隔偏位を呈する肺全摘術後のMVRはIOSの結果をもとに視野展開を工夫し、胸骨正中切開下に問題なく施行可能であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013