発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2005190853
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高齢者肺癌外科治療のガイドライン作成のために,外科治療例英文文献を検索した.その結果,年齢は予後不良因子ではないが,肺摘除は術後合併症,術後死亡率の危険が高くなるため避けるべきであると考えられた.術式の決定には術前併存症,年齢,肺癌の進行度を考慮する必要があると考えられた.また,英文文献検索で認められたエビデンスはエビデンスレベルIII以下のものであり,高齢者肺癌に関する診療ガイドラインの作成には,より質の高い研究が必要であると思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2005