特集 生命システムのロバストネスとは何か?
【第2部】個体レベルのロバストネス がんのロバストネス
北野 宏明
1
1システム・バイオロジー研究機構
キーワード:
腫瘍遺伝子発現調節
,
腫瘍
,
腫瘍転移
,
変異
,
分類
,
理論モデル
,
P-Glycoprotein
,
遺伝的多様性
,
抗腫瘍剤耐性
,
腫瘍細胞系
,
Anaplastic Lymphoma Kinase
Keyword:
Classification
,
Mutation
,
Models, Theoretical
,
Neoplasm Metastasis
,
Neoplasms
,
Genetic Variation
,
Gene Expression Regulation, Neoplastic
,
Drug Resistance, Neoplasm
,
ATP-Binding Cassette, Sub-Family B, Member 1
,
Cell Line, Tumor
,
Anaplastic Lymphoma Kinase
pp.67-72
発行日 2013年12月22日
Published Date 2013/12/22
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がんという疾病をシステムとして考えたとき,それが非常にロバストなシステムを形成していることは広く受け入れられている .特に,がんがいろいろな治療に対してロバストに対応していることからも,がんがシステムとして高いロバストネスを有していることは直感的に理解できる.しかし,このロバストネスの本質を理解し,どのように対応するのかを見いだすことが,がん治療の進歩につながっていく重要な研究課題である.
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