特集 膵疾患の画像診断Update −診療ガイドラインを踏まえて−
膵管癌
福倉 良彦
1
,
熊谷 雄一
,
吉浦 敬
1鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科先進治療科学専攻腫瘍学講座放射線診断治療学分野
キーワード:
MRI
,
腫瘍侵入性
,
リンパ行性転移
,
診療ガイドライン
,
膵管癌
,
腹部CT
Keyword:
Lymphatic Metastasis
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Neoplasm Invasiveness
,
Practice Guidelines as Topic
,
Carcinoma, Pancreatic Ductal
pp.407-416
発行日 2017年3月25日
Published Date 2017/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2017187883
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CTおよび MRIは膵管癌の診断において有用な検査法であるが,小膵管癌の描出には限界があり,膵嚢胞の存在や主膵管異常などの間接所見を注意深く観察することが重要である.時間・空間分解能の高い MDCTは,正確な進展度評価を可能にしている.本稿では,膵管癌の診断における CTおよび MRIの診断法について,ガイドラインを参考に述べる.
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