画像診断と病理
線維莢膜細胞腫
清水 辰哉
1
,
本杉 宇太郎
1
,
近藤 哲夫
2
1山梨大学医学部附属病院放射線科
2山梨大学医学部附属病院病理診断科
pp.504-505
発行日 2017年4月25日
Published Date 2017/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZJ.0000003141
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60歳台,女性.子宮癌検診の超音波検査で卵巣腫瘍と腹水貯留を指摘され,精査目的で当院に紹介となった.MRIでは子宮右側に長径60mmの境界明瞭な腫瘤を認めた.右正常卵巣が同定できないことから右卵巣由来の病変と考えられた.腫瘤内部は約30mm大の単房性嚢胞部と充実部に分かれていた.
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