症例
顆粒膜莢膜細胞腫の2症例
塚原 嘉治
1
,
石井 次男
1
,
福沢 芳章
2
,
小川 陽男
2
,
保倉 孟
3
,
春日 敏彦
3
Yoshiharu Tsukahara
1
,
Tsuguo Ishii
1
,
Yoshiaki Fukuzawa
2
,
Haruo Ogawa
2
,
Takeshi Hokura
3
,
Toshihiko Kasuga
3
1信州大学医学部産科婦人科学
2丸の内病院産婦人科
3北信総合病院産婦人科
pp.461-464
発行日 1974年6月10日
Published Date 1974/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205053
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顆粒膜細胞腫と莢膜細胞腫とはしばしば混在して認められるところから,これらを一括して顆粒膜莢膜細胞腫(granulosa-theca cell tumor)と呼ぶことが多い。代表的なestrogen producing tumorであり,臨床像ならびに臨床病理の面から興味ある腫瘍である。最近われわれは本腫瘍の2症例に遭遇したのでその概要をここに報告する。
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