特集 脳神経内科疾患での画像の役立て方:脳神経内科医との対話
筋疾患における画像の役割
斎藤 良彦
1
,
西野 一三
1
1国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第一部
キーワード:
骨格筋画像
,
全身MRI
,
3-point Dixon法
,
機械学習(machine learning)
Keyword:
骨格筋画像
,
全身MRI
,
3-point Dixon法
,
機械学習(machine learning)
pp.585-597
発行日 2025年4月25日
Published Date 2025/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000006238
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● 遺伝性筋疾患には選択的な罹患筋分布がある.筋炎では,筋内の浮腫性変化をMRIでとらえることができる.そのため,骨格筋画像は筋疾患の診断・進行度・治療反応性のバイオマーカーとして利用される.また,筋生検適応部位の決定にもきわめて重要である.
● 機械学習を用いた筋画像の医療応用研究が進んでおり,全身MRIプロトコールの確立と,自動化された筋セグメンテーション技術の開発が期待されている.

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