Refresher Course
肺腺癌と肺扁平上皮癌の初期CT像
菅原 暖斗
1
,
楠本 昌彦
2
1McGill大学放射線診断科
2国立がん研究センター中央病院放射線診断科
pp.359-366
発行日 2025年2月25日
Published Date 2025/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000006104
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肺癌スクリーニングCTの普及により,肺腺癌と肺扁平上皮癌の初期段階のCT画像所見が明らかになってきている.肺腺癌の初期CT像は主に,pure ground-glass nodule(pure GGN),part-solid nodule,solid noduleに分けられる.一方,肺扁平上皮癌は時間経過とともに一塊の腫瘤としてみられるが,その初期像は多彩で,気管支内病変,subsolid nodule,嚢胞壁肥厚,多結節パターンなどが認められる.

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