特集 “経過観察”の脳画像診断:ホントに著変ありません?
脱髄・炎症性疾患
向井 宏樹
1
1千葉大学病院放射線科
キーワード:
多発性硬化症(MS)
,
MAGNIMS-CMSC-NAIMSコンセンサス
,
“著変ない”
,
新規所見
Keyword:
多発性硬化症(MS)
,
MAGNIMS-CMSC-NAIMSコンセンサス
,
“著変ない”
,
新規所見
pp.1306-1314
発行日 2024年10月25日
Published Date 2024/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005846
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● 多発性硬化症に対して,2021年にMAGNIMS-CMSC-NAIMSコンセンサスとして推奨撮像プロトコールが提言されている.
● 3D-FLAIR像が病変の比較に有用である.
● 疾患の表現型や治療などに伴い合併する病態により画像所見は多彩になりうる.
● 変化がないこと,そして増悪したことに対する臨床的な意味合いを考慮する必要がある.
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