特集 “経過観察”の脳画像診断:ホントに著変ありません?
脳実質内腫瘍
増本 智彦
1
1虎の門病院放射線診断科
キーワード:
グリオーマ
,
膠芽腫
,
転移性脳腫瘍
,
RANO基準
Keyword:
グリオーマ
,
膠芽腫
,
転移性脳腫瘍
,
RANO基準
pp.1285-1295
発行日 2024年10月25日
Published Date 2024/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005844
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● 脳実質内腫瘍の経過観察では,増強効果の推移に着目するのが原則だが,腫瘍によってはT2強調像・FLAIR像における高信号域の推移にも着目すべきである.
● 様々な治療後変化が画像所見上の増悪を呈するため,真の腫瘍再発との区別に注意を要する.
● 抗VEGF抗体薬の影響で画像所見のみの改善を来す場合もあり,治療歴を把握しておくことが重要である.
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