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FAPI PETイメージング
立石 宇貴秀
1
1東京医科歯科大学放射線診断科
pp.578-580
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000004554
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癌組織内の微小環境には癌細胞だけでなく,癌の進展や転移を促進させる働きをもつ癌関連線維芽細胞(cancer associated fibroblast;CAF)と呼ばれる誘導細胞が存在する.CAFに強く発現する線維芽細胞活性化タンパク質(fibroblast activationprot ein;FAP)が知られ,これを陽電子放出核種で標識したPETトレーサーである線維芽細胞活性化タンパク質阻害薬(fibroblast activation proteininhi bitor;FAPI)が開発され,ポスト18F-FDGトレーサーとして注目されてきた.
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