特集 胸部X線診断再入門 ─症例から学ぶ読影法─
序文
芦澤 和人
1
,
楠本 昌彦
2
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科臨床腫瘍学
2国立がん研究センター中央病院放射線診断科
pp.S3-S3
発行日 2023年3月10日
Published Date 2023/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000004440
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近年の画像診断の進歩には目覚ましいものがあり,多くの領域において,CT,MRI,超音波検査が中心的役割を担っている.胸部領域においても,病変の鑑別診断や広がり診断においてCTが重要であることはいうまでもないが,安価で簡便であり,かつ一枚の画像で胸部の全体像を把握しやすいことから,胸部単純X線撮影は,スクリーニングや病変の経過観察を中心に第一選択の画像診断法として現在でも多く施行されている.
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