特集 膵癌早期診断のイノベーションを求めて
早期膵癌のCTの特徴
井上 大
1
,
戸島 史仁
1
,
小森 隆弘
1
,
出雲崎 晃
1
,
米田 憲秀
1
,
吉田 耕太郎
1
,
小坂 一斗
1
,
蒲田 敏文
1
1金沢大学附属病院放射線科
キーワード:
早期膵癌
,
CT
,
膵実質萎縮
,
脂肪沈着
Keyword:
早期膵癌
,
CT
,
膵実質萎縮
,
脂肪沈着
pp.261-269
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002682
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膵癌の根治治療は外科的完全切除であるが,多くの膵癌は診断時には局所浸潤もしくは転移を有し,手術適応とならないことが多い.膵癌の予後改善のためには早期での診断が必要となるが,そのためには従来のように膵の“腫瘤”に頼った診断ではなく,膵実質萎縮や脂肪浸潤,軽度の膵管径の変化に着目し,診断,治療に結びつけることが必要である.
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