特集 関節の解剖を再考する─正常&疾患Case Review─
足関節MRI
山森 瑛子
1
,
常陸 真
1
1東北大学病院放射線診断科
キーワード:
前距腓靱帯
,
足根管症候群
,
外脛骨
,
足根骨癒合症
,
ストレス骨折
Keyword:
前距腓靱帯
,
足根管症候群
,
外脛骨
,
足根骨癒合症
,
ストレス骨折
pp.47-59
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002034
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
・足部の捻挫では外側靱帯が損傷されやすく,特に前距腓靱帯損傷が最も多い.
・足関節内果側には足根管と呼ばれる構造があり,同部を走行する脛骨神経が圧排されることで足根管症候群を来す.
・有痛性の副骨や足根骨癒合症では骨髄浮腫がみられる.
・足部のストレス骨折は第2・3中足骨や踵骨に多く,その診断にはMRIが有用である.
Copyright © 2020, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.