特集 Value based medicine時代の心血管画像診断
カテーテルによるFFR計測と冠動脈治療
松尾 仁司
1
1岐阜ハートセンター循環器内科
キーワード:
虚血性心疾患
,
部分冠血流予備量比
,
瞬時血流予備量比
,
血行再建治療
Keyword:
虚血性心疾患
,
部分冠血流予備量比
,
瞬時血流予備量比
,
血行再建治療
pp.1227-1234
発行日 2020年9月25日
Published Date 2020/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001928
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部分冠血流予備量比(FFR),瞬時血流予備量比(iFR)はカテーテル検査室内で用いられている虚血指標である.多くの前向き無作為割り付け試験およびレジストリー研究から,FFR,iFRにて虚血陰性であれば至適薬物療法での治療を選択するのが妥当であり,虚血陽性の病変では血行再建を行うことが,患者の予後改善につながるのみでなく,医療経済的にも優れた方法であることが証明された.
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