特集 大型・中型血管炎の画像診断
川崎病の診断のポイント
宇都宮 大輔
1
,
上谷 浩之
1
1熊本大学大学院生命科学研究部放射線診断学分野
キーワード:
川崎病
,
冠動脈瘤
,
中型血管炎
,
CTA
,
MRA
Keyword:
川崎病
,
冠動脈瘤
,
中型血管炎
,
CTA
,
MRA
pp.196-204
発行日 2019年1月25日
Published Date 2019/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000938
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川崎病は冠動脈を中心とする中〜小型血管を侵す血管炎症候群であり,急性期から遠隔期にかけての病態の理解と,画像診断上の特徴に関する知識が重要である.冠動脈瘤の非侵襲的評価には冠動脈MRAもしくはCTAがガイドライン上クラスⅠとされ,広く利用されている.MRAとCTAにはそれぞれに利点と欠点があり,それを把握することが望まれる.特に冠動脈CTAでは放射線被ばく低減に努めることが求められる.
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